現在の位置
本山寺の開山は役行者と伝えられている。葛城山で修行中の役行者は北に五色の彩雲がたなびくのを目にし、当山で毘沙門天を刻んだのが始まりという。
宝亀年間(770〜781)には光仁天皇の子である開成皇子により中興開山され、伽藍が建立されている。開成皇子は、勝尾寺開山として知られ、本山寺、神峯山寺、同じ高槻市内の安岡寺の開山にも関わり、この三ヵ寺は「北摂三山」と並び称されている。
戦国時代には松永弾正(久秀)が所領を寄進し、本山寺毘沙門天御供田の記録が残る。三好長慶や高山飛騨守(友照)・右近父子らが出した寺領の安堵状なども伝えられている。天正年間(1573?1592)の兵火で焼失したが、慶長8年(1603)に豊臣秀頼により再建されている。
江戸時代には高槻藩主永井氏や皇室の崇敬も受け、宝永年間(1704〜1711)には5大将軍徳川綱吉の母公桂昌院により大改修が行われた。
本堂には本尊である毘沙門天立像(国指定重要文化財)が祀られ、本堂右手の石段上に開山堂が建ち役行者や開成皇子が祀られている。
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JR「高槻駅」北口から市営バス<原大橋>行き「神峰山口」下車、東へ徒歩約1時間20分(約6キロメートル)。
新名神高槻ICから府道79号を進み、砕石場前バス停先で神峯山寺看板を左折。次の神峯山寺看板で右折し、そのまま北へ約4キロメートルで本山寺の駐車場がある。駐車場からは徒歩20分。
〒569-1051大阪府高槻市大字原3298
電話:072-687-9921
ホームページ:高槻市ホームページより
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kakuka/kyoikukanribu/bunkazai/gyomuannai/rekishikan/daionokuni/45.html
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