現在の位置
吉祥草寺(きっしょうそうじ)は、役行者の開基と伝えられる寺院で、役行者誕生の霊地と伝説されています。「吉祥草寺」との寺名は、役行者が「吉祥草(きっしょうそう)」という草を用いて庵を結び、仏神を祀ったことに由来すると伝わっています。
境内には「産湯の井戸」といわれる古井戸がありますが、これについて「一童子現れ、自ら香精童子と称し、大峯の瀑水「香精水」を汲みて役行者を灌浴する。その水、地に滴りて井戸となる」という言い伝えがあります。また、行者堂(祖師堂)には、役行者32歳の自作像と役行者の母君である白専女(しらとうめ)像と阿弥陀如来が安置されています。
毎年、正月には吉祥草寺最大のお祭り「大とんど法要」が行われます。無実の罪で伊豆に流されていた役行者が、大宝元年(701)正月に茅原の里に無事帰還。里人がこれを喜び、大松明を焚いて祝ったのが始まりといわれています。このお祭りは、国の無形民族文化財に指定されています。
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・JR和歌山線「玉手駅」下車、北へ徒歩5分。
・近鉄御所線「近鉄御所駅」から、八木行きのバスを利用。「茅原」下車すぐ。
・近鉄御所線「近鉄御所駅」から、タクシーを利用の場合は約10分。
大和高田方面からは国道24号線を南へ、三室交差点の信号(寺の看板有り)、ガソリンスタンド角を左へ。「豊年橋」交差点の信号を右へ、茅原バス停付近カーブミラーを寺の看板に従って左折。
あり。
〒639-2241 奈良県御所市茅原279
電話:0745-62-3472
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