役行者霊蹟札所会

現在の位置

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根来寺(ねごろじ)

画像:根来寺 行者堂

山号一乗山

本尊大日如来

創建大治五年(1130)

開基覚鑁

宗派新義真言宗

寺院案内

新義真言宗総本山根來寺は、正式には一乗山大伝法院根來寺と号し、興教大師覚鑁が高野山に開いた大伝法院がその始まりとなる。覚鑁上人は仁和寺で出し20歳で高野山に登り、鳥羽上皇の庇護のもと、長承元年(1132)には高野山上に大伝法院と密厳院を建立し、真言密教の復興に努力した。

その後、覚鑁上人は大伝法院の荘園である弘田荘、根来の豊福寺(ぶふくじ)に移り、境内に円明寺、神宮寺を建立し、康治2年(1143)、49歳でこの地に没した。その後、弟子たちは高野山へもどるが、正応元年(1288)頃に頼瑜僧正が大伝法院の拠点を根来に移し、新義真言宗が確立された。

覚鑁上人が移り住んだ豊福寺は、豊福(とよとみ)長者によって建立された虚空蔵菩薩を本尊とする葛城修験の草庵であったともいわれる。根來寺は葛城巡礼の34番の宿に定められた豊福寺を淵源とし、役行者にゆかりの深い土地であった。境内には役行者(神変大菩薩)を祀る行者堂がある。

広大な境内は国の史跡に指定されている。不動堂には、覚鑁上人の身代わりとなって救われた「きりもみ不動」が祀られる。大塔は日本最大の木造大塔として国宝に指定、大師堂は明徳2年(1391)建立の重要文化財建築である。国指定名勝の庭園も拝観できる。

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根来寺周辺地図

以下の地図では、地図左側にあるいくつかのパネルを操作するか、地図上を直接クリック&ドラッグすることによって、表示箇所の移動や縮尺の拡大・縮小など自由に行うことが可能です。また、右上のパネルを操作することによって、航空写真などの表示に切り替えることも可能です。(※準備中です)

さらに大きな地図を、印刷などするためにご利用の場合は、グーグルマップを参照して下さい。別ウインドが開いてより大きな地図を閲覧できます。

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交通案内

電車ご利用の場合

JR阪和線「和泉砂川駅」下車。
JR和泉砂川駅より和歌山バス那賀にて「近畿大学経由・岩出駅前」(根来寺バス停下車・徒歩すぐ)か「岩出駅前」(岩出図書館バス停下車・徒歩10分)行きに乗車。

自動車ご利用の場合

【大阪・関西空港・京都・神戸・奈良方面】
○阪和自動車道「泉南IC」より岩出方面へ。「岩出・根来インター南」交差点を左折
○京奈和自動車道「岩出・根来IC」から右折、「岩出・根来インター南」交差点を左折

【和歌山市内方面】
○国道24号線「備前」交差点を左折、泉南IC方面へ。 「岩出・根来インター南」交差点を左折
○京奈和自動車道「岩出・根来IC」から右折、「岩出・根来インター南」交差点を左折

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所在地

〒649-6202和歌山県岩出市根来2286
電話:0736-62-1144
ホームページ:https://www.negoroji.org/index.html

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