現在の位置
管生寺(すぎょうじ)は、奈良時代の高僧義淵(ぎえん)僧正が、龍門山の滝と仙窟のほとりに開いた龍門寺(りゅもんじ)の別院です。その「管生」との寺名から、菅原道真(すがわらのみちざね)公が誕生した地との伝承があります。
義淵僧正は、子のない夫婦が観音菩薩から授けられた子であり、天智天皇に養育された聡明な子であったと『今昔物語』に伝説されています。奈良県に龍門寺や龍蓋寺(りゅうがいじ=岡寺)など、寺名に「龍」を冠する寺院を五ヶ寺創建したとされています。また、その門下からは良辯(りょうべん)や行基(ぎょうき)、道慈(どうじ)といった奈良時代を代表する名僧を輩出しています。
昭和五十五年、昭和初期以来無住となって荒れるに任せていた管生寺は、北海道小樽からこの地に托鉢修行に訪れていた三條妙節尼の夢に出てきた「管生寺という古寺を復興して欲しい」との尼僧の懇願がきっかけとなり、様々な困難を乗り越えてついに復興し、現在に至っています。
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近鉄吉野線「大和上市」駅下車。タクシーで10分。
国道169号線の「河原屋」交差点を北へ(管生寺の看板あり)。県道28号線の平尾付近にある管生寺への案内看板に従って左折2分ほど。
あり(ただし普通車に限る。7台程度駐車可)
大型バスは県道28号線に一時駐車のこと(管生寺まで徒歩5分)
〒639-3103 奈良県吉野郡吉野町平尾150
電話:07463-2-4009
ホームページ:なし
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