現在の位置
須磨寺の前身は淳和天皇の勅命により建立された恵偈山北峯寺で、漁師が和田岬沖から引き上げた聖観音像が安置されていた。仁和2年(886)、北峯寺の聖観音を移し、光孝天皇の勅命で聞鏡上人により当地に開創されたのが上野山福祥寺であると伝えられている。風光明媚な須磨にあることから須磨寺と呼ばれるようになった。
現在の建物は豊臣秀頼により慶長7年(1602)に再建されたもので、本堂には本尊聖観世音菩薩を祀られている。内陣の宮殿は応安元年(1368)の造営で国の重要文化財に指定されている。
本堂右手には役行者像が奉安されている護摩堂が建っている。護摩堂の中尊には不動明王が祀られ、左に摩利支天、右に役行者が祀られている。
境内には大師堂、八角堂、三重塔などの堂塔が立ち並び、背後の山には奥の院、句碑・歌碑・文学碑もいたるところにある。
毎月20日、21日はお大師さんの縁日になっており参拝者で賑わう。「須磨のお大師さん」と親しまれている。
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○山陽、阪神、阪急電車「須磨寺駅」下車 北へ5分
○JR「須磨駅」下車 北へ12分
○市バス「天神下」下車北へ12分
○国道2号線から、水族園前より北へ、離宮道を上がり左折、旧神明道路を西へ
○東方面からは、阪神高速月見ランプ 旧神明道路を西へ
○西方向からは、第2神明高速須磨ランプより離宮公園脇の信号を右折
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